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・自分の中の抑圧を発見せよ。認めがたい現実を認めよう。俺はクズだ。俺は雑魚だ。だが、そう認めることの真意はその改善にある。そこに至らないということは、痛みからの逃げ方を間違っている。
・痛みとは。逃れるとは。受け止めるということはそれもある種の逃避である。
つまり、苦痛というものの捉え方がそもそも規定し直した方がいいのではないか。
・何を求めている。快楽を求めているのであれば、何に快楽を感ずるかをずらして仕舞えばいい。最大快楽はそこにある。得られないものに快楽を設定してもしかたがない。共同幻想としての社会規範に程度の範囲で合致したものを求めるのであれば、それは自己規定とは程遠い。甘んじている。なぜ甘んじているのか。逃げ=甘えという固定観念の節がある。逃げは本当に甘えなのだろうか。そもそも逃げとは、生存戦略の一端を担う。リスクへのインジケーターである。つまり、恐怖や不利益の回避である。しかるに、それら利益の追求とは切り離して考えなくてはならない。
何を求めている。